March 26, 2014

かぷらぼ!定期更新しました【遺留分】

遺言で相続分を指定する場合には遺留分にも注意しなければなりません。


遺留分とは、わかりやすくいうと遺産総額から最低限受け取ることが出来る金額のことです。

遺留分は直系尊属のみが相続人である場合は相続財産の3分の1です。
また、それ以外の場合は相続財産の2分の1です。
ただし兄弟姉妹には遺留分がありません。


愛人に傾倒している夫が、全財産を愛人に残す旨の遺言を残して亡くなったとしても、妻や子どもの遺留分を侵害することになりますので、妻や子どもは遺留分減殺請求をすることで遺留分を取り戻すことが出来ます。

遺留分減殺請求と聞くと、なにやら難しいことをしなければならないのかと躊躇してしまうかもしれませんが、法律上に制限はありませんので、手紙や極端な例では口頭でも可能です。

ただし、一般的には後の裁判などの証拠とするために内容証明郵便で行います。


また、子どもが居ない夫婦の場合、相続人が配偶者の兄弟姉妹となることがあり得ると思いますが、配偶者の兄弟姉妹となると疎遠だったり関係が悪かったりする可能性がより高いといえます。

夫婦二人で築いてきた財産を、よく知りもしない兄弟姉妹に持って行かれるのが好ましくない場合もあるでしょう。

こういったときは、「妻(夫)に全財産を相続させる」旨の遺言を残しておけば良いのです。

兄弟姉妹には遺留分がありませんので、このような書き方をしても遺留分侵害とはなりません。


遺留分は遺言をするうえでは重要なポイントです。

遺留分を侵害してしまうような遺言を残してしまうと、余計な火種を作ってしまうことになってしまいます。

侵害しないように、また、時には上手く利用することでより希望に沿った遺言とすることができます。



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eals_earthbeat at 11:36│Comments(0)TrackBack(0)行政書士 

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